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【ITエンジニアの登竜門】未経験から基本情報技術者試験に合格して分かった「最短」勉強法

「未経験からITエンジニアになりたいけど、基本情報って難しそう...」
「参考書を買ってはみたけど、専門用語だらけで眠くなる...」

そんな悩みを持っていませんか?
私も元々は医療従事者で、IT知識ゼロからのスタートでした。最初は参考書を開くたびに寝落ちしていた私が、ある「2冊の教材」と出会ってから、一気に合格まで駆け抜けることができました。

この記事では、未経験の私が「ダラダラ勉強」から脱出し、合格を勝ち取った勉強法と、「これさえあれば大丈夫」と断言できる教材を紹介します。

基本情報技術者試験はエンジニアやプログラマーなどIT業界で働く人を対象にした試験です。

「基本」情報技術者とありますが、IT未経験であったり、経験年数が浅い方にとっては決して簡単な試験ではありません

なぜこの資格が必要なのか? それは「エンジニアとしての共通言語」を身につけるためだけではありません。

意外かもしれませんが、実務経験5年以上の中堅でも、この資格を持っていない人は大勢います。つまり、未経験のあなたが取得することで、「経験者にも負けない学習意欲(やる気)」を客観的な事実として証明できるのです。これは就職・転職活動において、実務経験のなさをカバーする強力な武器になります。

持っていても意味のない資格も世の中にはたくさんありますが、基本情報技術者試験は価値のある資格です。

基本情報技術者試験を開催しているIPAでも、基本情報技術者試験について下記のように書かれています。

ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります。出典:情報処理推進機構(IPA) 基本情報技術者試験

今後IT業界に関わりたい、ITエンジニアとしてステップアップしたいと考えている人は、チャレンジしてみるのはどうでしょうか?

また、令和5年4月から問題形式が大きく変わったので、今まで受験して合格できなかった方もチャンスがあると思います。

この記事を読んでわかること

  • 基本情報技術者試験の出題形式
  • 勉強方法、期間、役に立った教材
  • 実際に合格して気づいたこと

1. 試験概要、出題形式

基本情報技術者試験の日程

基本情報技術者試験は基本的に毎日受験することができます。

以前は受験日が決まっていたのですが、CBT方式という、試験会場でパソコンを使って受験する方式に変わりました。

そのため、会場が空いている日はいつでも受験することができます。

私は11:45から試験開始だったので11:30に向かったのですが、「今日はパソコンが空いているので、今から受験できますよ」と言われて、少し早めに受験開始しました。
試験なのに試験開始時間がバラバラでもいいのはなんか違和感がありますね。

科目A・科目Bの違い(旧 午前・午後)

令和5年度から制度が大きく変わり、呼び名も「午前・午後」から「科目A・科目B」に変更されました。

科目A試験(旧 午前)

  • 問題数:60問
  • 試験時間:90分
  • 出題形式:四肢択一(4つの選択肢から選ぶ)

旧制度の「午前」と同じく、知識を問う問題が中心です。
テクノロジ系(技術)、マネジメント系(管理)、ストラテジ系(戦略)の3分野から幅広く出題されます。

ポイント
過去問の再利用率が高いため、過去問を繰り返し解く対策が非常に有効です。

科目B試験(旧 午後)

  • 問題数:20問
  • 試験時間:100分
  • 出題形式:多肢選択式(選択肢が多い)

ここが一番の変更点です。
以前のような「長文読解」や「個別のプログラミング言語(JavaやPythonなど)」の選択問題は廃止されました。
現在は以下の2分野に集約されています。

  1. アルゴリズムとプログラミング(8割):架空のプログラミング言語(擬似言語)を使ったロジック問題
  2. 情報セキュリティ(2割):セキュリティ事故対応などの実践的な問題

ポイント
「特定の言語を知っているか」ではなく、「論理的にプログラムの動きを追えるか」が問われます。国語力とロジック力が試される試験になりました。

出題範囲が限定的なので、プログラミング、開発経験のある方は取り組みやすいかもしれません。

合格点

午前、午後ともに100点満点中、600点(60%)以上で合格となります。
両方の試験で基準点を超える必要があり、片方だけ良くても合格にはなりません。


2. 勉強方法とスケジュール

具体的な勉強法

私が実践した勉強法は以下の通りです。

  1. 参考書を1周読む(インプット)
    • まずは全体像を把握するために、参考書をざっと読みました。
    • この段階では理解度は3〜4割程度でOKと割り切りました。
  2. 過去問道場でひたすら問題を解く(アウトプット)
    • Webサイト「基本情報技術者試験ドットコム」の過去問道場を活用しました。
    • 解説を読み込み、なぜその答えになるのかを理解することに重点を置きました。
  3. 苦手分野を重点的に復習
    • 過去問で正答率が低い分野を洗い出し、参考書に戻って復習しました。

学習で使った教材【この2つだけでOK】

本屋に行くとたくさんの参考書が並んでいますが、あれこれ手を出す必要はありません。
私は迷った末にいろいろ買いましたが、結局「この2つ」をボロボロになるまで使い倒すのが最短ルートだと断言できます。

① 未経験者の救世主:イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室

「ファイアウォールって何?熱い壁?」レベルだった私を救ってくれたのがこの本です。

  • なぜこれなのか: 「イメージ&クレバー方式」という名前の通り、難しいIT用語を日常の例えやイラストで直感的に解説してくれます。
  • ここがすごい: 図解が多く、パラパラっと勉強が始められます。

正直、この本がなかったら私は最初の1ヶ月で挫折していました。未経験者が最初に買うならこれ一択です。

「過去問道場だけで受かる」という説について

「過去問道場だけで十分」という意見もよく聞きますし、一理あります。ただ、過去問を解くには机とペン、あるいはPCに向かう「まとまった時間」と「気合」が必要です。

一方で、参考書の強みは「いつでもどこでも開けること」です。
電車の移動中や、テレビCMの待ち時間などのスキマ時間。そんな時に、親しみやすいイラスト付きの本書なら、「よし、勉強するぞ!」と気合を入れなくてもスッと知識を入れることができます。

この「勉強を始める心理的コスト」を極限まで下げてくれるのが、本書の最大のメリットです。

② 誘惑を断つ辞書:基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

アウトプットは無料サイト「過去問道場」が最強ですが、解説を読んでも分からない時がありますよね?
そんな時のために、手元に「辞書代わり」として一冊、分厚い解説書を置いておくのがおすすめです。

  • ポイント: 分からない問題をスマホで調べると、ついついSNSやYoutubeを見てしまって時間が溶けます(私はこれで何時間も無駄にしました...)。
  • 解決策: 紙の本でサッと調べる。これだけで勉強時間の密度が劇的に上がります。

模擬試験で「現在地」を知る

参考書を一通り読み終えたら、まずはこの問題集を使って模擬的に試験を受けてみることを強くおすすめします。

点数はボロボロでも構いません。大事なのは、「自分がどこで点を落としているか」を知ることです。
セキュリティが苦手なのか、アルゴリズムで躓いているのか。弱点が分かれば対策が打てます。

また、一度本番形式で解いてみることで、「あと〇点取れば合格ラインだ」という具体的な目標が見え、自信にも繋がります。


⚠️注意: 参考書は「買って満足」になりがちです。
でも、「今日注文して、届いた日に最初の10ページだけパラパラ読む」
この小さな一歩が踏み出せる人は、間違いなく合格できます。


3. 実際に受験して気づいたこと

試験当日の過ごし方と対策

受験票はないが身分証明書は必須

CBT方式では受験票が送られてきません。
その代わり、当日は身分証明書(運転免許証など)の提示を求められます。
忘れると受験できないので注意が必要です。

計算用のメモ用紙は一枚しかくれない

試験中に計算などで使うメモ用紙とペンが貸与されますが、最初は1枚しか渡されません。
計算問題を解いているとあっという間に埋まってしまいます。
無くなりそうになったら手を挙げて、早めに追加をもらいましょう。

あまり飲み物を飲みすぎない

試験は午前90分、午後100分と長丁場です。
特にコーヒーなどの利尿作用がある飲み物は、試験前は控えた方が無難です。
私は試験中にトイレに行きたくなり、集中力が削がれてしまいました。


4. 失敗談や反省点

もっと早く受験申し込みをすればよかった

基本情報技術者試験を受けて失敗したことを挙げるとすれば、
「もっと早く受験申し込みすればよかった」
この一点です。

なぜなら、受験申し込みをした瞬間から勉強により集中できたからです
受験申し込みをする前はダラダラ勉強していてもったいなかったなと思います。

少し勉強してみて、「これなら⚪︎月までには受験できそうだな」と思ったら、
受験申し込みをして、自分にプレッシャーをかけましょう。

申し込みをした後はモチベーションが明らかに高く、勉強にのめり込めます


5. まとめ:まずは環境作りから

今回は基本情報技術者試験についてまとめました。

基本情報技術者試験はITエンジニアを目指す人やエンジニアとしてステップアップしたい人は持っておくべき資格です。

「いつか勉強しよう」と思っていても、その「いつか」は永遠に来ません。
まずは参考書をポチって、机の上に置く。
それだけで、「エンジニアへの挑戦」は始まっています。

紹介した栢木先生の本は本当に読みやすいので、ぜひ最初の相棒に選んでみてください。
応援しています!

kohji_CSE

元・医療従事者のITエンジニア。 エンジニアとしてシステム開発や自動化、クラウドの管理など行なってます 医療・IT・業務効率化をテーマに発信中。

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