Windows パソコン

[簡単]パソコンのスペックの確認手順

家にある古いパソコン、スペックはどんなものだろう?

新しいのを買ったほうがいいのかな?

部品を変えたら速度が速くなるかな?

家にあるパソコンを見て、こう思ったことはありませんか?

パソコンの速度に関係する要素は大きく分けて3つあります

家にあるパソコンを買い替えたほうがいいのか、

部品を変えて性能がアップするのか

この記事を読んでいただけたら理解が深まると思います。

パソコン初心者向けに書きますので、初心者の方はご安心ください。

メモリ

まずは「メモリ」からです。

メモリというと、

「メモリーカード」のようなデータを保存しておくものかな?

と思われる方もおられるかもしれません。

データを保存するための物は「HDD(ハードディスク)」などと呼ばれます。

話がそれましたが、メモリとは一言でいうなら

「パソコン内の動作を複数まとめて実行できる要領のよさ」

といったところでしょうか

メモリが大きければ大きいほどパソコンは複数の作業を速度を落とさずにこなすことができます。

古いパソコンだと2~4GBくらい入っていると思います。

メモリを8GBに増やすと、インターネット検索やWord、Excelなどのような

よく行う作業はスムーズに行うことができるようになります。

メモリの交換方法はこちらのページでも行っているので、もし興味を持たれた方はご覧ください。

家のパソコンを早くしようと思うなら、「メモリ増設」が簡単で効果も出やすいので

第一選択肢としてお勧めします。

現在のメモリを確認する方法は下記のとおりです。

メモリの量を確認する方法

  1. デスクトップの下のほうにあるフォルダの形をしたアイコンを押します

2. 開いた画面の左側に書いてある「PC」を右クリック→「プロパティ」をクリック

 3. 「実装RAM」の横に書いてある数字が現在のパソコンのメモリの大きさです。

HDD(ハードディスク)

次はハードディスクです。

ハードディスクといえばPS3、PS4のようなゲーム本体に書かれている容量などに

「HDD500GB」などとかかれていますよね。

パソコンにもハードディスクが入っていて、データを保存しておくことができるものです。

実はハードディスクは値段も安くてたくさんのデータを保存できるのですが、

「SSD」と呼ばれるより早くデータの読み書きができるものが存在します。

パソコンをつけるときに、「CDを読み込んでいるような音」が聞こえますよね?

あれがHDDの音です。この音が聞こえるならパソコン内はおそらく「ハードディスク」が入っていることでしょう。

これをSSDに変更すると、とても音が静かでなおかつとても速い速度で動作します。

データを保存しておくだけの場所なのですが、HDD→SSDに変更すると

メモリを倍増させるよりもはるかにパソコンの速度が向上します。

まるで新品のパソコンではと勘違いするほどです。

しかし、そんなSSDにも欠点があります。

それは、「交換方法が少し難しい」ことです。

パソコンを開けてケーブルを付け替えるだけでなく、

新しく買ったSSDにwindowsのデータを入れこまないといけないので、

この作業が少し複雑です。

SSDかHDDの確認方法

  1. デスクトップの下のほうにあるフォルダの形をしたアイコンを押します

 2. 開いた画面の左側の「PC」をクリックすると「ローカルディスク(C:)」を右クリック→「プロパティ」をクリック

 3. 開いた画面の「ツール」をクリックし、「最適化」をクリックします

4. 「メディアの種類」の下に「ソリッドステートドライブ」と書いてあればSSD、「ハードディスクドライブ」と書いてあればHDDです。

CPU

CPUとはパソコンの処理能力のことで、インターネット検索やExcel操作などを行うときにコンピュータが計算や処理を行うのですが、

その時に使われるものです。

メモリとの区別が難しいのですが、CPUは計算や処理をするのに対し、

メモリは、「その処理や計算の結果」を一時的に保持しておける機能です。

CPUの確認方法は下記の通りです

CPUの確認方法

  1. デスクトップの下のほうにあるフォルダの形をしたアイコンを押します

2. 開いた画面の左側に書いてある「PC」を右クリック→「プロパティ」をクリック

3. 開いた画面の「プロセッサ」に書いてあるのがCPUです。 「Core i5 -2〇〇〇」なら第二世代のコアi5です

現在は13世代まで出ているので、これはとても古いCPUです

CPUの交換について

CPUもパソコンの処理速度向上に関係がありますが、メモリやSSDと比べると非常に高額で、少し手を出しづらいのが欠点です。

なので、職場で

「パソコンの動きが遅くて困ってるんだけど!?」

と言われたらまずはメモリ交換、

次にSSD交換を行っています。

それでも改善しない場合は、パソコン本体を買い替えて対応しています。

まとめ

今回はパソコンの速度を決める「メモリ」、「HDD」、「CPU」について解説しました。

お持ちのパソコンの速度が遅くて困っている方は、まずはメモリを変えて試してみるところから始めてみてはどうでしょうか?

メモリを変えることができたら、

自分でもパソコンを改造できた!

と自信を持つことができ、パソコン中級者に向けて

どんどん成長していくきっかけになることでしょう。

もし興味を持たれた方は試してみてください。

今回は以上です。

CSE

元医療従事者として病院で働いていましたが、システムに興味を持ち、ITエンジニアに転職しました。未経験からエンジニアとして働く過程で得た知識や経験を共有し、ITの世界への一歩をサポートします。特に、パソコンが苦手でも、1つずつ覚えれば大丈夫というメッセージを伝えたいです。 社内で外注を検討していた100万円規模のシステムを自作した経験があり、効率化やコスト削減に貢献しました。

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