VB.NETでよく使うコーディング知識をまとめていきます。
私が使用している環境はVisualStudio2022ですので、バージョンが違う場合は少し表現が変わっていたりするかもしれません
表にタイトル行を追加する方法(Listview)
表を作るときに必須なのがタイトル行です。
【日付】とか、【ID】、【名前】のことですね
このように一行目にはタイトルを入れて、「何の値なのか」分かるようにしたいときは、下記のようにコードを書きます
formをデザインモードで開き、ListViewをformの中に貼り付けます
貼り付けたListViewを右クリックし、「列の編集」を選択します
その後、formをコードで開き下記のようにコードを書きます
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load 'Form1を開いた時に行われる処理
ListView1.Clear() '初期化
ListView1.View = View.Details
ListView1.Columns.Add("名前")
ListView1.Columns.Add("性")
ListView1.Columns.Add("レベル")
ListView1.Columns.Add("HP")
ListView1.Columns.Add("力")
ListView1.Columns.Add("技")
ListView1.Columns.Add("速さ")
ListView1.Columns.Add("幸運")
ListView1.Columns.Add("守備")
ListView1.Columns.Add("魔防")
End Sub
このように書くことで、ListView1にタイトルを追加できます。
このコード場合はForm1を開いたときに行われる処理です。
Columnsは「列」という意味ですね。
このコードの場合は、「Form1を開いた時」に列の項目が追加される処理です
画像の赤枠のところが作成されます。
先ほどの表のタイトルを追加したコードの下に下記のように書きます
Form2.ListView1.Items.Add(New ListViewItem(Status))
クリックしたときに違うフォームを呼び出す方法
下図のように、クリックしたら別のフォームが開く仕組みについて解説します
まずはフォームにButtonを追加します
作成したButtonをダブルクリックすると、ボタンをクリックしたときに行う動作を決めることができます
ボタンをダブルクリックしたことで、以下のようなコードが作られていると思います
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles OutputUnits.Click
End Sub
このコードを次のように書き換えます
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles OutputUnits.Click
Form2.Show()
End Sub
このように書き換えることで、ボタンをクリックすることで二つ目のフォームを表示させることができます
入力欄が空欄の時に注意メッセージを表示する
必要な情報を入力できていないときにメッセージを表示する仕組みについて解説します
まずはメッセージを表示するトリガーになるボタンを右クリックし、「コードの表示」を選択します
そうすると、下記のようなコードが表示されます
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
End Sub
これを下記のように書き換えます。
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
If ComboBoxWeapon.Text = "" Then
MsgBox("なんと!武器がないではないか!?")
Exit Sub
End If
End Sub
こうすることで、ボタンをクリックしたときに、入力欄が空欄であれば、メッセージを表示し、処理を終了するというコードになります。