
目次
「リンは、一人でどこまで勝てるのか?」
ファイアーエムブレム(FE)烈火の剣を遊んだことがある人なら、一度は妄想したことがあるはずです。
「育てきったリンなら、ラスボスも1人で倒せるんじゃないか?」
「ドルカスは意外とやれるんではないか?」
でも、実際にゲーム内で試すのは大変です。 リセットを繰り返して検証するのも時間がかかります。
「だったら、シミュレーターを作ればいいじゃない」
ということで、FE烈火の剣 戦闘シミュレーター を作りました。 しかも、今回はCursor(AIエディタ)を使ったプログラミングで、ほぼ全てのコードをAIに書いてもらいました。
今回は、公開したツールの機能紹介と、開発の裏話について書きます。
どんなツール?
その名の通り、FE烈火の剣の戦闘をブラウザ上でシミュレーションできるツールです。 特にこだわったのが、以下の2つのモードです。
1. 100連戦モード
ただのダメージ計算機ではありません。「もし100回戦ったら、何回勝てるのか?」をシミュレーションできます。
FEは「確率のゲーム」です。 命中率80%を2回連続で外すこともあれば、必殺率5%を引いて逆転することもあります。
このツールでは、ボタン一つで100回分の戦闘を高速実行し、以下のデータを算出します。
- 勝率: 「98勝2敗」のように、事故率まで可視化
- 平均被ダメージ: 運が悪かった時の最大ダメージも記録
- クリティカル回数: 100戦中で何回「必殺」が出たか
「勝率90%」と聞くと安心に見えますが、「10回に1回は負ける」と考えると、軍師としては失格の作戦だということが分かります。
烈火の剣はワンチャンにかけるゲームではありません
そういう「運の揺らぎ」まで楽しめるツールにしました。
2. ボスラッシュモード
序章のボスから、終章まで。 全てのボスと連戦して、どこまで勝ち抜けるかを競うモードです。
- HPは引き継ぐ設定も可能(回復なしのサバイバル)
- 神将器や特効武器も対応
「ヘクトル一人で全ボス撃破」とか、「マシュー(盗賊)だけでどこまで行けるか」といった縛りプレイの検証が捗ります。
こだわりの「計算式」再現
今回、AIと一緒に開発する上で一番苦労した(そしてこだわった)のが、原作のダメージ計算式の完全再現です。
FEの計算式はシンプルに見えて、実は奥が深いです。
- 特効ボーナス: 「レイピア」や「マーニ・カティ」などの特効武器は、攻撃力が3倍
- クラス補正: ソードマスターやバーサーカーは、必殺率に **+15%**のボーナス
- 武器相性: 剣は斧に強く、槍に弱い(命中±15、威力±1)
これらを全て実装しています。
開発裏話:AIとのペアプログラミング
このツールは、HTML/CSS/JavaScriptで作られていますが、私が書いたコードは全体の1割未満です。 残りの9割は、AIエディタ「Cursor」に指示を出して書いてもらいました。
AIが得意なこと・苦手なこと
- 得意: 「クラスごとの基本パラメータを配列にして」「この計算式に基づいて関数を作って」「スマホで見やすいようにCSSを調整して」といった作業は爆速です。また、雑に指示を出してもある程度形にしてくれます
- 苦手: 烈火の剣のようなレトロゲーではキャラの名前を正確に取ってくることが上手くできないみたいです。英語名をそのまま日本語訳したような名前のデータになったりします。
公開URLとまとめ
ツールはこちらで公開しています(無料です)。
スマホでも遊べるようにレスポンシブ対応しているので、通勤時間の暇つぶしにでも「推しキャラの最強説」を検証してみてください。
もし「計算が違うよ!」という点があれば、Youtubeやブログのコメントなどで優しく教えていただけると嬉しいです。